レジストレーションおよびドシエ管理を使用すると、レジストレーションのレジストレーション目的タイプを含むレジストレーションの特定のフィールドに、管理者が定義したマッピングに基づいて関連するレジストレーション項目から伝搬された値を自動的に入力できます。これにより、関連するレジストレーション項目に既に定義した詳細を含む適切なデータでレジストレーションレコードをすばやく更新できます。
管理者の設定に応じて、オブジェクト、フィールドおよびセクションのラベルが本文で説明されたラベルとは異なる表示となる場合があります。
Vault がレジストレーションとレジストレーション目的を入力する方法
管理者が設定した場合、レジストレーションとドシエの管理には、レジストレーションオブジェクトに対するレジストレーションレコードの入力アクションが含まれるため、管理者が定義したフィールドマッピングに基づいて、レジストレーションの特定のフィールドに自動的に入力することが可能です。レジストレーションレコードの入力アクションを実行すると、Vault により、そのレコードに関連する有効なレジストレーション項目がすべて識別されます。親レジストレーションの場合、これには、そのレジストレーション親レコードの子であるレジストレーションのすべてのアクティブレジストレーション目的タイプに関連するレジストレーション項目が含まれます。次に、Vault は、レジストレーションのフィールドに、管理者が定義したマッピングに基づいて関連するレジストレーション項目の値を入力して更新します。
すべての有効な関連レジストレーション項目のフィールド値が... | ターゲットレジストレーションのマッピングされたフィールドは... |
同じ | 関連するレジストレーション項目に同じ値が入力されます |
同じではない | クリアされる |
空白 | クリアされる |
注: 管理者の設定によっては、関連するすべてのレジストレーション項目に同じ値が入力されていても、Vault はレジストレーションのマッピングされた特定のフィールドをクリアすることがあります。
レジストレーションまたはレジストレーション目的を入力する方法
レジストレーションに、関連するレジストレーション項目の値を入力するには、適切なレコードに移動し、すべてのアクションメニューからレジストレーションレコードの入力を選択します。すべてのアクションメニューにレジストレーションレコードの入力オプションが表示されない場合は、そのアクションがエントリアクションの一部である可能性があります。詳細については、自動レジストレーション入力を参照してください。
自動レジストレーション入力
管理者の設定によっては、アクションがすべてのアクションメニューで使用可能なときではなく、またはそれに加えて、レコードが特定のライフサイクル状態になったときに、関連するレジストレーション項目の値が、レジストレーションに自動的に入力される場合があります。ワークフローアクションのレコードの状態を変更して、アクションをトリガーします。
レジストレーションの一括入力
複数のレジストレーションに、各レコードに関連するレジストレーション項目の値を入力するには、関連するレコードのライフサイクル状態を一括更新して、選択したすべてのレコードのアクションをトリガーします。
レジストレーションレコードの入力アクションは、10,000 件を超えるレコードを一括入力しようとすると失敗します。
システムメッセージ
Vault がレジストレーションの入力を終了すると、メールおよび Vault システムメッセージが届きます。システムメッセージにより、生成が正常に実行されたか、エラーが発生したかがわかります。この通知では、どのフィールドが入力され、どのフィールドがクリア (空白にリセット) されたかも通知されます。