Veeva Claimsパックコピーの管理者の設定に応じて、グローバルパックコピーが特定のライフサイクル状態のときに、グローバルパックコピーからローカルパックコピーを生成できる場合があります。ローカルパックコピーを生成する前に、任意で、欠落しているローカライゼーションを確認し、指定した国のローカライゼーションとして作成する要素を選択できます。

管理者の設定に応じて、オブジェクト、フィールドおよびセクションのラベルが本文で説明されたラベルとは異なる表示となる場合があります。

パックコピーのローカライズについて

グローバルパックコピーレコードからローカルパックコピーを生成すると、Vault は次を実行します。

  • 同じ詳細、関連付けられたパッケージレベルおよびパネルレコードを含む新規パックコピーレコードを作成します。
  • 管理者の設定に応じて、Vault は次を実行します。
    • 管理者の設定で指定された特定の要素タイプの場合は、翻訳した要素テキストを提供できるグローバル要素当たり、指定した国ごとに 1 つずつ新規ローカル要素レコードを作成します。
    • 管理者の設定で指定されていない要素タイプの場合は、翻訳した要素テキスト提供できる指定した国に関連付けられた言語ごとに 1 つずつ要素レコードを作成します。
  • クレームレコードを参照するローカライゼーションのないグローバル要素の場合は、適切なローカル適応への参照をもつ 1 つのローカル要素を作成します。

最善の方法として、ローカライゼーションの作成後に新規パックコピーレコードごとにタイトルを変更することをお勧めします。

ローカライズされたパックコピーレコードには、パックコピーからコピー済みと呼ばれる読取り専用で編集不可のフィールドが含まれ、これはローカライズされたパックコピーの生成元であるグローバルパックコピーを特定します。

「パックコピーのローカライズ」ダイアログの使用

パックコピーのローカライズダイアログでは、選択した国のローカルパックコピーを自動的に作成できます。指定した国のローカライゼーションとして作成する要素を選択します。国を選択した後、不足しているローカライゼーションの確認をクリックしてから、次を実行します。

  • すべての国についてローカライゼーションを作成する要素を選択します。
  • 任意の作業: 国フィルタを使用して特定の国をフィルタリングしてから、その特定の国のローカライゼーションを作成する要素を選択します。選択した国ごとにこのプロセスを繰り返す必要があります。

不足しているローカライゼーションの確認を実行した後は、デフォルトオプションとしてすべての国が選択されるため、選択した国がパックコピーのローカライズダイアログの国フィルタで使用可能になります。国フィルタから別の国を選択して表示する場合、特定の国用に選択した要素は背景で選択されたままになります。カウンタ内の選択したレコードの数は、現在の国用に選択したレコードを表示しています。

現在のビューで、検索ボックスを使用して任意の列のテキスト値を検索できます。国フィルタを変更すると、検索結果はクリアされます。

Localize Pack Copy dialog

パックコピーのローカルの生成

ローカライズされたパックコピーレコードを生成するには:

  1. 適切なグローバルパックコピーレコードに移動します。
  2. すべてのアクションメニューから、パックコピーのローカライズを選択します。
  3. パックコピーのローカライズダイアログで、ローカライズされたパックコピーを作成する国を選択します。
  4. 任意の作業: 不足しているローカライゼーションの確認をクリックします。このオプションは、1 つ以上の国を選択した後でのみ使用できます。
  5. 任意の作業: 次のいずれかを行います:
    • すべての国についてローカライズされた要素を作成するには、国フィルタにすべての国が表示されている状態で適切な要素を選択します。
    • 特定の国向けにローカライズされた要素を作成するには、ローカライゼーションを作成したい国を選択してから適切な要素を選択します。ローカライゼーションを作成する国ごとに、この手順を繰り返します。
  6. 続行をクリックします。
  7. 通知を受けたら、新規作成されたローカライズされたパックコピーレコードに移動します。レコードのタイトルには「LPC-{Country Name}-1」が含まれます。
  8. 編集をクリックします。
  9. タイトルを適宜変更します。
  10. 保存をクリックします。

パックコピー要素の翻訳

ローカルパックコピーレコードを作成した後、別の言語で要素の要素テキストを提供する必要があります。適切な権限がある場合は、翻訳者ビューセクションで要素テキストをインラインで編集して、それを実行できます。要素の既存のテキストが 500 文字を超える場合は、テキスト自体ではなく、要素レコードへのリンクが表示されます。管理者の設定に応じて、翻訳された要素テキストを提供するためのオプションは、パックコピーオブジェクトの特定のライフサイクル状態でしか使用できない場合があります。

翻訳された要素テキストの提供方法

要素テキストを翻訳するには:

  1. 適切なグローバルパックコピーレコードに移動します。
  2. 翻訳者ビューセクションを展開します。
  3. 翻訳されたテキストを提供する必要のあるグローバル要素行を見つけます。
  4. 適切な言語セルをダブルクリックして、翻訳したテキストを入力します。
  5. 翻訳が必要なすべての要素に対して繰り返します。

翻訳する要素がない場合、または翻訳者ビューに500以上のグローバル要素または2500以上のローカル要素がある場合、ビューにはレコードが表示されず、代わりにメッセージが表示されます。詳細については、管理者にお問い合わせください。