ステートメントバリデーションについて (Veeva Claims)

特定の語句は製品ステートメントで使用されると「高リスク」となり、「フラグ付き」にする必要があります。そのような語句がステートメントに使用されると、消費財組織が法的リスクおよび規制リスクにさらされる可能性があります。Veeva Claims でクレームステートメントを作成する際に、この機能は、フラグ付き語句に対してクレームステートメントの全テキストコンテンツを自動でチェックできる方法を提供します。各組織は、フラグ付き語句または禁止用語に関する独自のリストを維持します。また組織は、エントリ条件を使用して、クレームステートメントにおけるそのような言語の使用制限についての政策を実施することができます。

管理者の設定に基づいて、ステートメントバリデーションプロセスは、フラグ付き語句リストに対して各ステートメントレコードのステートメントまたは各クレームレコードのステートメントのいずれかをチェックしますが、両方のオブジェクトはチェックしません。結果に基づいて、プロセスは各ステートメントまたはクレームレコードのステートメントバリデーションステータスフィールドを自動設定します。

Veeva Claims は、フラグ付き語句レコードと一致するステートメントまたはクレームレコード間に関係も作成します。これらの関係を使うと、クレームごとに見つかった問題のある語句を表示することができます。

管理者の設定に応じて、オブジェクト、フィールドおよびセクションのラベルが本文で説明されたラベルとは異なる表示となる場合があります。

自動かステートメントチェック

Vault は、以下の場合にフラグ付き語句のリストに対して各ステートメントまたはクレームレコードのステートメントテキストを自動検証します。

• 新規ステートメントレコードを保存した場合
• 既存のステートメントレコードを編集した場合
• 新規クレームレコードを保存した場合 ( ステートメント オブジェクトレコードがない Vault 向け)
• 既存のクレームレコードを編集した場合 (ステートメントオブジェクトレコードがない Vault 向け)
• 管理者がフラグ付き語句レコードを新規作成した場合
• 管理者が既存のフラグ付き語句レコードを編集した場合

ステートメントバリデーションステータス

ステートメントまたはクレームレコードのステートメントバリデーションステータスフィールドにはもっとも最近のステータスが、以下のいずれかとして表示されます:

• 確認済み。禁止用語が見つかりました: 適切なレコード詳細を開き、フラグ付き語句セクションを展開すると、見つかった禁止用語を表示することができます。
• 確認済み。禁止用語が見つかりませんでした。
• 未確認: このステータスは、ステートメントまたはクレームレコードのステートメントバリデーションは必要ですか？フィールドがいいえに設定されている場合に生じます。

一致する語句

Vault は文字の「完全一致」検索を行います。これは、語句がステートメントと完全に一致する必要があることを意味します; 部分的なフレーズ一致は一致とみなされません。検索は大文字・小文字を区別し、スペースを無視します。

禁止用語の詳細を表示する

Vault の禁止語句を 1 つ以上含むステートメントまたはクレームがあった場合には、違反について確認する必要があります。関連するフラグ付き語句に関する詳細を確認するには:

1. ステートメントまたはクレーム詳細ページを開きます。
2. フラグ付き語句セクションを展開します。
3. 各項目の理由と別の候補を確認します。このコンテンツの全文を表示するには、カーソルを情報に合わせる必要があります。